風雨来記4
タイトルの通り4作目となる本作ですが、筆者は本作がシリーズ初めてのプレイとなります。
まず筆者は旅と実写が大好物なので本作を知った時から発売を心待ちにしていました。
なら何故本作が初めてのプレイなのか?
という話になりますが元々筆者は実写物が好きではありませんでした。
428という作品で一気に大好きジャンルになったのですがそれはまた別の話、つまりはそういう事です。
さて、本作風雨来記4ですが物語は岐阜のパーキングに着いた所から始まります。
食堂でソフトクリームを買って、、、オラわくわくすっぞ!!
と順調な滑り出し。
筆者はこのゲームに関しては全くと言って良いほど前知識が無かったので(それくらい楽しみにしていた)この時点で好きと確信しました。
しかし、
言ってしまえばここがこのゲームのピークでした。
このゲームの流れはこうです。
移動
↓
各地を観光(綺麗な画像を背景にテキストを読む)
↓
キャンプ(その日の出来事を記事にする)
むむ?
割と面白そうじゃないかと思うかも知れません。
でも問題点が多すぎます。まず
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移動パートの画質が荒すぎる
調べてみた所シリーズ初めての試みとして実写動画が移動パートで採用されています。
360度カメラで撮影されたと思われる動画なんですが、とにかく荒い。直視するのがしんどいです。
仕様上仕方ないのかもしれませんがこれならCG作った方がマシだったのでは、、、
更に、次の目的地まで見れるのかと思いきや途中で終わります。
移動ダイジェストといった具合です。中途半端です。
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テキストに兎に角魅力が無い
アドベンチャーゲームといえばやはりストーリーこそが心臓部分です。
本作はテキストを読むという事が殆ど全てです。
内容は岐阜にやってきた記者が岐阜をテーマにネット記事を上げていくという物ですが。
兎に角退屈です。
言ってしまえば岐阜の紹介ゲームです。
スパイスのかけらも感じられません。
明日何があるのだろうとワクワクする事も無く、夜のキャンプも退屈です。
淡々と日々が流れていく印象。
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プレイ結果が実感しにくい
一応、記事を書いたら(写真選択制で基本自動作成)ネットに上げて他社とのランキングを競うという物ですが、、、
上がってても下がってても、特に感情を揺さぶられる物ではありません。
総評
旅パートのグラフィックにしろ、テキストの読み応えにしろ、ゲーム性にしろ、何もかもが普通以下の出来。
これは旅ゲームでは無く、ただの岐阜の紹介テキストです。
岐阜が大好きな人、これから岐阜に遊びに行こうと思っている人は楽しめるかもしれません。
いや、でも普通に岐阜観光本を買った方がいいかも。載せとこう笑
独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は
25/100点中
日本一ソフトウェアのノリ大好きだから悔しい!
ありがとうございました!!