満を辞してオキュラスクエスト2でVR用に完全リメイクされたバイオハザード4!!
バイオハザードシリーズでは以前バイオ7がPSVRに対応していましたが、はっきり言って酔って酔ってプレイに耐えれるものではありませんでした。
しかし、本作はまだ数回のプレイですが現在の所VR酔いは経験していません。
バイオ7は5分と持たなかったのにです。
ひとまずVR酔いの正体とは何かを考えたいと思います。
何故VR酔いが起こるのか。
それはひとえに脳が感じる視覚との違和感。
だと筆者は考えています。
普通は体は落下したらGを感じるように出来ています。
しかしVRでGを感じる事は出来ません。
例えばUSJ等のテーマパークにある、バックトゥザ・フューチャー、現在はミニオンのアトラクションに変わっているあれです。
あれらはその違和感を少しでも和らげる為に座席を動かす事で対策されています。
しかしそれでもやはり酔ってしまう人は少なくは無いのでしょうか。
VR酔いとはまさにあれなのです。
さて、話はVRゲームに戻ります。
体が感じる違和感という意味でプレイヤーがその場から動かないゲームというのは殆どVR酔いは起こりません。
その点バイオハザードは自分で動き回り探索。戦闘を繰り広げるゲームです。
ならば何故7は駄目だったのに4は大丈夫だったのかという話ですが、それは
細かい違いは色々ありますが、
PSVRはとにかく重いです。しかしそれは短時間のプレイではさほど関係ありません。
一番大きな違いは配線の有無です。
オキュラスクエストは本体とディスプレイが一体化なので無線で完結しているんです。
それによりVR空間を自身の足で歩き回る事が可能になっています。
PSVRのバイオハザード7では敵が来るとコントローラ操作で対応するしかありませんでしたがオキュラスクエストのバイオハザード4では自分で動き回り逃げることが可能です(ある程度のスペースは必要ですが)
これこそがPSVRとの最大の違いです。
本作にはVR酔いしやすい人用にワープ移動モードが搭載されています。(動きたい場所にポインタをあててワープ移動する方法)
これ自体は決して珍しいものではないのですが、ある程度自分で動き回れる事によって、大きな移動はワープ、細かい移動は自分の足でという使い分けができます。
これは画期的でした。VR専用施設に近い程の体験が出来ます。
肝心のゲーム内容ですが、バイオハザード4を正しく体感出来ると言ったものです。
武器は体にあちこちに装備されていて自分で手を持って行って取ります。
緊急スプレーも自分で手に取ってかけます。
本当にスプレーがかかっているのでは?というほどに脳が騙されます。
この没入感はもはや言葉で言い表せるものではありません。
総評
オキュラスクエストの実力がありありと発揮された本作。新しい体験をしたい人は是非プレイしてほしい。
唯一気になる点として、ゾンビに絡みつかれた時にレオンが振り解くアクションがあるのですがその時だけ何故か専用ムービーが流れVR映像では無くなります。
少し白けます。
、、、うん!
ゾンビに絡みつかれなければオッケーです!
独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は
90/100点中
ありがとうございました!!
※VR酔いしにくいと書きましたがそれは筆者の個人的感想であり、VR酔いしやすいジャンルに違いはありません。初めてのVRの人やVR酔いしやすい人にはおすすめ出来ません。