本作は探索&ノベルゲーム。
目が覚めると見知らぬ村の駅。今までの記憶が全く無い。周りを見回して見ても人っ子一人いない。
そんな状況から始まります。
何もわからないままに探索が始まるわけですが、まあこの村のノスタルジーな事。
もう行ったこと無い場所なのにとてつもなく懐かしい。
見渡す限りグーグルの画像検索で【ノスタルジーな場所】って調べたら出てきそうなレベルの景色が広がっています。
ゲームシステムは、
ウロウロする
↓
何かある
↓
ノベルを読む
↓
ウロウロする
を繰り返すものです。
探索&ノベルゲームと銘打たれていますがまさにその通りです。
即ちこのゲームを評価する点としては。
- 景色
- 操作性
- 便利さ
- ストーリー
という事になります。まずは
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景色
ですが、これはかなり評価は高いです。
タイトルで言うだけはあるとんでもないノスタルジー感。これは過去にプレイしたゲームでもトップクラスです。ぼくのなつやすみ2なんかを思い起こさせます。
ただノスタルジーなだけでは無くかなり画質も綺麗で場所によっては実写と見紛う程です。
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操作性
まあ普通です。
ダッシュが使えるのはこの手のゲームにしては珍しく嬉しいところです。
ただ、操作していて気持ちいいとは感じません。
あくまでもこの手のゲームにしては良いといった感じでしょうか。
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便利さ
探索ノベル。
しかしどちらかというと本作は探索というよりはノベルゲームです。
ストーリーをより楽しむ為にオマケとして探索があるといった感じです。
これで最悪なのは次にどこに行けばいいのかわからなくなる。
それは本作に限ってはほとんど無いです。
探索パート中にR2ボタンを押す事で次に行くべき場所が視界に入っていればわかるからです。
よく見ると白く光っています。そこに行けば続きのノベルが読める。
これは非常に便利でした。
ただ、一定時間が過ぎると消えてしまいます。
なので一度表示されると目印が点きっぱなしになるか消えるかをオプションで選べれば良かったと思います。
あくまでも探索はオマケだと感じたので。
あともう一点、ノベルゲームだとやっぱりボーッとしていてや、誤操作等で読み飛ばしてしまう事があります。
バックログは絶対に必要だったと思います。
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ストーリー
そして肝になるのがストーリー。
先述した通り、探索はあくまでもオマケなので次に進みたくなるかどうかはストーリーの出来にかかっています。
ネタバレになるので話の内容は一切書きませんが、【先を見たくなるストーリー】
もう少し進めたくなるストーリーなのは間違いありません。
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総評
以前Everybody’s Gone to the Rapture -幸福な消失という似たようなゲームをプレイした事があるのですが、それとはストーリーの出来が全く違う(良い意味で)良作です。
夢中になってプレイする。そんなゲームでは無いのですがちょっと箸休めなゲームがプレイしたい。そういう時には(どんな時だ)丁度いいかもしれません。
是非エルデンリングの箸休めにいかがでしょうか?
独断と偏見に基いたギリギリポップ的採点は
73/100点中
ありがとうございました!!