目覚めると目の前に大鷲。
タイトルから大鷲と言ったものの鷲には見えません。
猫バスの方が近いかも。
主人公は何も持っていない、非力な少年です。
とにかくここから移動しなくては。
しかし、マリオやネイサンドレイクのようなジャンプ力があるわけではありません。
そこで、人喰い大鷲と一緒に協力して先に進んでいく。といった感じに話は進んでいきます。
うーん。
まず、このゲームの良い所から
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グラフィックが綺麗
絵のような柔らかなタッチで描かれています。ちょっとゼルダの伝説BOWににていますが、もっと絵画っぽいです。
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敵が不気味で怖い
ある程度進んだら謎の敵が現れます。
目的が何なのか分からず言いようのない不安感を煽ってきます。結構怖くて魅力を感じました。
以上。
以下、悪い点。というか個人的に合わなかった点。
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とにかく操作がし辛い。
サクサク動かせないのはわかります。主人公は非力な少年ですから。
しかし、単純に操作性が最悪です。
トリコの上に乗ったりするのですが、登っていく時にある程度の位置に着いた時や視点が変わった時などにそれまでは上を押して登っていたのに突如ボタンが逆になり元の場所に戻る。という、3Dゲームが出だした時に多発していた問題が、発生しています。マリオ64なんか顕著でしたね。
これは、遥か昔に解決された問題だと思っていました。
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謎がわかりにくい
基本本作は、進める道を探す→進む
という謎解きの様なものを繰り返すゲームなのですが、それがとにかく判り辛い。
そして先述した操作性の悪さも相まってひたすらストレスが溜まります。
ゼルダやアンチャーテッドの戦闘以外のパートに少し似ているのですが、本作は先に進めた時の達成感や爽快感が全く感じられませんでした。
製作陣に謎がわかりにく過ぎるという自覚があったのか、暫く先に進めずに悩んでいるとナレーションによるヒントが流れます。
それを聞いてもわかりづらくもういいから「答えをくれ」と感じてしまいました。
ON.OFFできればいいんじゃないか?と。
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トリコが思う様に動かない
恐らく製作陣はこれを意思疎通のしにくい、動物と一緒に旅をする醍醐味としているのだと思います。
しかしこれも操作性の悪さのせいでただただストレスでした。
トリコの動きは可愛いです。
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ストーリーに魅力を感じない
これも雰囲気ゲーとして狙ってやっているのだとは思うのですが。余りにも操作していて楽しくないのでせめて先が気になって進みたくなるようなお話があればなあと感じました。
総評
進むのが苦痛で進めた時の快感も薄く、やればやるほどストレスが溜まる本当に最近のゲーム?と感じる程に時代錯誤なゲームだと思いました。
独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は。
21/100点
ありがとうございました!!