2021年10月度PS5のフリープレイタイトルとして配信されたヘルレットルーズ、前知識が全く無かったので、まあサムネを見る限りまたバトロワ系かなーと思いながら起動し始めました。
どっかで見た事のある、いつものFPSのロビー画面が広がりチュートリアルは無さそうだったで、とりあえずプレイ方法のテキストを読む。
これが長いったらないよ
全部真面目に読もうとしたら時間がどれくらいかかるかわからない、それに全部一度に頭に入る量では無い。
それ故にこのゲームはFPSをある程度分かっている人向けです。
この作品がFPSデビューの人(なかなかいないと思いますがフリープレイで配信されているのでいるかもしれない)はかなり難しいと思います。
筆者はFPS廃人なので、ざっと流し見をして早速マッチを探す。
ルールはどうやらバトロワでは無かったみたいです。
大きなマップの端と端から始まり生き残り部隊の数で勢力争いをしていくという物。
バトルフィールドに近いかもしれませんね。
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しばらくプレイしましたが、これは評価が難しいかなーと思いました。
正直これより面白い作品は山ほどあります。
まず良かった点ですが
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マップが広大
まさしく戦地といった雰囲気のマップがかなり広大に広がっています。
バトルフィールドの広いマップくらいです。
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マップが多い
2021年10月時点で9のマップがあります。
マップが広大なゲームはマップ数は少ない場合が多いですが、本作は広さの割にかなり多いですね。
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リアル
プレイヤーキャラクターの挙動はリアルとは程遠いですが、戦地の空気感がリアルです。
勿論筆者は本物の戦地に行ったことはありませんし、今後も行かないで済む事を祈っておりますが、恐らく今までプレイしたゲームの中で1番リアルだと思います。
まず同時接続数が多いので(100人)周りにめちゃくちゃ味方がいます。
そして、マップが広いのでなかなか接敵しません。
戦闘している時間より敵地に向かって走っている時間の方が長いくらいです。
敵部隊と遭遇した瞬間の慌ただしさと怖さは妙にリアルで他ゲームでは味わえない感覚でした。
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マッチングが早い
事オンラインゲームに於いてマッチングが早いというのは非常に大きいです、面白そうでも全然マッチングしないゲームはいくらでもありますから。
そういったゲームはすぐに死んでいきます。
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乗り物が楽しい
割と楽しい
次に良く無かった点
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とにかくわかりにくい
まず、マップ。
自分がどこにいるのかわかりにくい。
スコアボード、見にくい。
自分が活躍しているのかしていないのかもわからない。
時間経過もわかりにくくいつ始まったゲームでいつ終わるのかも全然わかりません。
まあこれらは慣れるかもしれません。
しかし問題は、敵を倒せたか倒せて無いかもわかりにくい。
恐らくリアル志向にしたかったからなんだとは思いますが、敵に着弾してもエフェクトや効果音もなければ倒した等のテキスト表記もありません。
うーん。リアル志向なのはわかるのですが爽快感が皆無なんですね。
やられた時も何故、誰にやられたのかもわかりません。
確かに戦場っぽくてリアルなんですが、いくらなんでももう少しやり方があったのでは?と思います。
FPSの楽しさって敵をキルした時の達成感と勝利に貢献できた時の満足感にあると個人的に思います。
それらが殆ど感じられない作品でした。
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VCが避けられないし、英語だ
基本的に小部隊で、行動して行きますが司令官というものがいてその人がボイスチャットで指示を飛ばします。
が、殆ど英語です。
このゲームの肝は司令官の指示のもとチーム一体となって行動する楽しさにあると思います。
そういう意味ではそういった遊び方に慣れていない、そもそも英語が堪能では無い日本人プレイヤーには不向きなゲームと言わざるを得ません。
総評
わかりにくさが良い所も消してしまっていて結果的に駄作になっています。
このゲームをプレイする事によってメジャーFPSの完成度の高さに改めて気付かされました。
独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は
50/100点中
ありがとうございました!!