ギリギリポップ

これはゲームのPRブログでは無く独断と偏見に基いた超個人的プレイ感想文、Amazonレビューみたいなものです。永遠のアンダーグラウンド。見つけてくれてありがとう

CONTROL〜これ一本目?〜【PS4.PS5】評価感想

このゲームは巨大な建物(研究所の様な所)がなんらかの力によって侵食され、空間がねじ曲がった異世界の様になっていて、そこを探索するというゲームです。

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いや、本当書いててもちょっと良くわからん。

 

表題の通り、筆者はこのゲームをプレイしていて何かの続編?先にプレイしないといけないゲームあった?

 

と思う程にストーリーが難解です。

 

多分わざと謎が多い展開にしているとは思うのですが、正直謎すぎて初めのうちは真剣に聞いていましたがもう途中からストーリーへの興味を無くしてしまいました。

 

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(謎の管理人なんてのも出て来て魅力的ではあるのですが、いかんせんなにを言ってるかわからない)

 

ストーリーが面白いとどれだけ難しくても頑張って先に進もうと思うので、これは結構痛い所です。

 

しかし、先に悪い部分を書いてしまいましたがこのゲーム。アクション面やシステム面は非常に優秀でした。

 

まず、移動ですが視点移動などもストレスなく操作していて気持ちいいです。

 

明らかに手動の扉が近付くと自動的にバーン!って開くのは初めはビックリしましたがそれも慣れました。

なんならテンポアップに一役買っているので寧ろ有りです。

 

基本、攻撃は銃撃、超能力(物体を操り敵に当てる)による物なのですがこれらも非常にエイムしやすく爽快感があります。

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そして探索ですが、本作はマップの作り方が非常に上手いです。

 

この手のゲームに有りがちなただただ広いだけで似たような景色が延々と広がり、どこまで探索したのか、はたまたここは来た事あるところかなんかもわからなくなる。そんな事が一切ないので探索していて結構楽しいです。

 

地図も適度に見やすく、地図に頼りきってもダメで自分の目で見て探索しないといけないのも程よいバランスで好感が持てます。

 

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次に強化システム

 

基本的に敵を倒して手に入る素材を使ってパラメータに振り分けます。

 

体力、念力攻撃力、近接攻撃力、みたいな感じです。

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あと武器も同じ様な感じですね。

 

基本、セミオート、ショットガン、フルオートの3種類の武器を使うのですがそれらも攻撃力、シールドへの攻撃力、装弾数などに振り分けます。

 

これらはシステムとしてはよくあるパターンでわかりやすく面白いとは思うのですが、本作では強化しても強くなったという実感が湧き辛かったです。

 

総評

 

ゲームとしては面白いがやはり、ストーリーが難解過ぎるのが少しネックか。

マップのあらゆる所に資料が配置してあり膨大な量のテキストを読めます。

しかし、これも世界観を形成する為なのかひたすらに黒塗りが多いです。

 

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これは少ない方でもっと黒塗りだらけの資料も沢山存在します。

 

黒塗りなんてたまにあるから想像力を掻き立てられるわけで、こんなに頻発されるとただただ読む気を失います。

 

筆者にはハマりませんでしたが、ハマる人にはピタッとハマるそんなゲームだと思います。

 

独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は

 

59/100点中

 

ありがとうございました!!

 

 

マケット〜エッシャーの騙し絵は好きですか?〜評価感想PS5

筆者は好きです!!

 

エッシャー大好きです!!

 

エッシャーの絵はずっと見てられます。

 

エッシャー知らない方の為に説明しますと、【目の錯覚】いわゆる【錯視】を使って現実ではありえない光景を二次元である絵に閉じ込める、という作風です。

 

落ちていった滝が登っていないのにまた落ちる絵なんか特に有名ですね!

 

本作マケット

 

どんなゲームなのかな?と思って少し調べてみると。

 

パズルゲームである事。

 

エッシャー的な世界である事。

 

がわかりました。

 

筆者はエッシャー大好きですのでワクワクしながらプレイしました。

 

ふむ。

 

ふむ。

 

これはエッシャーじゃないな。

 

なんかの記事でエッシャー的って読んだけど、これは全然エッシャーじゃない。

 

PSPとかで発売されていた無限回廊の方がよっぽどエッシャーだったわ。

 

まあエッシャーじゃ無くてもいいかと気を取り直してプレイ。

 

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冒頭から色鮮やかな世界が広がります。

 

しばらく進めるとゲームの全体像が見えてきます。

 

どうやらこのゲームは、キーアイテムを探し、それを正しい場所に使う事で先に進んでいくパズルゲームです。

 

しかしそれだけではありません。

 

本作の世界はミニチュア世界→実物大サイズの世界→(実物大サイズの世界をミニチュアとして内包する)もっとデカい世界という作りになっています。

 

うーん言葉にするとわかりにくいですね。

 

ビデオカメラの画面をテレビに映して、それを撮った時みたいな感じで世界が続いています。

 

うーん余計にわかりにくいかな。忘れてください。

 

とにかく、ミニチュアの世界からオブジェクトを取って現実世界に置くとオブジェクトは小さく、現実世界から取ったオブジェクト(例えば鍵など)をミニチュア世界に置くと大きくなります。

 

それを利用してのパズル解きというのが本作の大筋です。

 

これが非常に難しい。

 

筆者はこんなの攻略見ないとわからんだろと思いながらプレイしていました。

 

そして、今回だけ!今回だけ攻略見る!

 

次からは自力で解く!と思いながら調べたりしましたが、結局殆ど攻略見てしまいました。

 

それぐらい難しいです。

 

積む人多いと思います。

 

筆者はパズルゲームあまり得意では無い方なのですが、それにしても難しすぎると思います。

 

しかしこのゲームはパズルゲームにしては珍しくストーリー要素があります。

 

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ストーリーはマップのあらゆる所で読む事が出来ます。

 

節々にボイスドラマ的な物も挟んできます。

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そのストーリーが結構魅力的だったので先に進もうというモチベーションになります。

 

これは良いところですね。

 

そしてBGMがとても良い。

 

時々ボーカル曲もかかったりするのですが、その塩梅が絶妙でした。

 

終始お洒落な雰囲気を感じられるゲームです。

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しかし、先述した様に謎解きが難しすぎる。

 

しかもそんなに凝っていなくて単純なのに難しい。

 

勿論個人差はあると思いますが筆者にとっては教えてもらわないとわからないレベルでした。

 

進めるに連れてどんどん解く気が無くなってきます。

 

一生懸命考えたらやっと解るのがパズルゲームの醍醐味ですがこれは解りませんでした。

 

独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は

 

38/100点中

 

ありがとうございました!

デストラクションオールスターズ〜超エキサイティング!!バトルドーム!!〜評価感想

タイトルの元ネタがわかった人は筆者と同年代!!

 

トモダチネ!!

 

さてさて、今回レビューするのはデストラクションオールスターズ!!

 

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公式の紹介動画を見た時に、ああ車のゲームね。

 

ん?あれ?人が走ってる?

 

ああまたバトロワか、、

 

いやいや、結局車のゲーム??

 

いや!わからん!!

 

ってなりました。

 

それならばまずはプレイしてみましょう。

 

システムもさほど複雑ではなくとっつきやすいです。

これは、嬉しいですね。新しい感じのゲームだと初めに操作方法が分かりづらいとそれだけでやる気を無くしてしまう方も多いですから。

 

  • 結局どういったゲームなのか

 

分かりやすくいうと銃の代わりに車を使うバトロワです。

モードは大きく分けて2つあり、

  • 沢山的にダメージを与えた人の勝ち
  • 最後まで残った人の勝ち

です。

ソロモードとチームモードがあります。

 

どのモードをプレイするにせよ、まずはキャラクターを選びます。

 

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いきなり16ものキャラクターが選べます。

それぞれに固有スキルを持っていて戦い方が、変わります。

はじめは何も解らないので、見た目で好きなキャラクターを選ぶのがいいと思います。

 

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基本どちらのモードも車に乗って、体当たりをして、ダメージを与え合うというものですが、車が壊れそうになったり場外に落ちそうなると緊急脱出する事が出来ます。

 

その間も一応戦う事は出来ますが無防備になるので、基本的には新しい乗り物を探す事になります。

 

総評

 

サイバーパンクな雰囲気でキラキラしていて綺麗です。

操作性も申し分なくキャラを動かすのが気持ちいいです。

個性豊かなキャラクター達もとても魅力的です。

 

ただひとつ、決定的かつ致命的な弱点があります。

 

2021年2月分のPS5のフリープレイで配信された本作ですが、現在過疎りすぎて殆どマッチングしません。

しかも普通はマッチングするまで待つものですが、本作は途中で【マッチが見つかりませんでした】という表記が出て諦めます。

せっかく新しいジャンルで名作の香りが漂っているのにこれではどうしようもありません。

いくらでもゲームはあるのにマッチングしないオンラインゲームを再び起動するでしょうか?

答えは勿論ノーです。

可能性を秘めているだけに、非常に勿体ないソフトだなという印象でした。

このレビューもチュートリアルのみのレビューになりました。

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本編をプレイできていないので

 

独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は

 

採点不能/100点中

 

ありがとうございました!!

 

ドラゴンクエスト11S〜過ぎ去りし時を求めて〜無印との違いは?評価感想

ドラゴンクエスト30周年の記念に発売された、ドラクエ11

 

そのアップデート版であるドラクエ11S。

 

プレイし終わりました。

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2017年のPS4版のドラクエ11無印もプレイしているので2回目のプレイになります。

 

 

と、大きく分けて書いていこうと思います。

 

ドラクエ11の評価ですが、

まず、1番重要かもしれない。

 

 

 

  • 戦闘

 

本作の戦闘バランスはもう、ドラクエの完成形と言っても過言では無い程に完成されています。

 

本当に程よいです。

 

モンスターがシンボルエンカウントなので、殆ど戦闘しなくても先に進めてしまうのですがそれだとやっぱりボスで詰まります。

 

なのである程度は戦闘をしながら進む事になるのですがそのバランスがまさしく絶妙の一言でした。

 

天晴れです。

 

  • マップ

 

とても綺麗な画面で見ているだけでワクワクします。

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しかし、問題点が。

 

初めて行く所でも全て地図を見れるので、先がはっきりと分かります。

慣れれば、「あー、こっちが進行方向で、こことここにアイテムが落ちてるのね」と新ダンジョンでも入った瞬間にわかってしまいます。

正直探索しているワクワクやドキドキ感は希薄でした。

 

更に、町やダンジョン以外の所謂ワールドマップがシームレスではありません。

ドラクエ10の様な感じです。

10の場合はオンライン専用だったから仕方ないと思いますが11も同仕様だとは思いませんでした。

8の様な感じを想像していたので結構ショックでした。

広大な世界を探索したかったですね。

 

  • ストーリー

 

これは過去最高の出来と言っても過言ではありません。

町の一つ一つの物語が面白かった7も捨てがたいですが今作は終始貫かれる勇者物語。

余計な物は取り入れずにひたすらに勇者の物語に拘ったという感じです。

これぞまさしくドラゴンクエストの原点。

開発者の覚悟と自信の様な物も感じました。

BGMの使い方も相まって、鳥肌が立った人も多いのでは無いでしょうか。

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  • 総評

 

戦闘とストーリーの素晴らしさ。

マップシステムのマイナス点(あくまでも個人的に)を差し引きしてもかなりの良作に違いありません。一つ気になる点として、本作はドラクエシリーズお馴染みの転職システムがありません。その代わりにそれぞれのキャラクターが個性溢れるパラメータになっています。この辺は好き嫌いが分かれるかもしれません。個人的には転職システムはあったほうがいいですが、これはこれでアリかなと思いました。

 

独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は

 

85/100点中

 

 

それでは、

 

  • ドラクエ11無印との違い、無印を持っていても買うべきか

 

を書いていこうと思います。

 

細かい事はあらゆるサイトに書かれているので当ブログでは特に気になった点に絞って書かせていただきます。

 

  • 2Dモードと3Dモード

 

現在のドラクエでお馴染みの3Dモード、それに加えて6以前の様な2D画面でも楽しめる。

これは大いに期待していた機能でした。

しかし、結果として一度しか使いませんでした。

理由としてはまず、

2D画面の戦闘中、敵が動かない。

いや、ドラクエ6の時代から動いてたよね?

うーん。これは少し残念。

しかしこれなど些細な事。それよりなにより

切り替える度ストーリーがかなり戻される。

という仕様がありました。

これは最悪です。

とてもじゃないが気軽に切り替えようとは思えませんでした。

 

  • 追加ストーリーがある

 

これはドラクエ11のストーリーファンとしては嬉しかったですね。

しかし、まあチョロっとです。

もう少しボリュームは欲しかった所です。

 

  • ボイスが収録されている。

 

ドラクエ=喋らない、が基本路線でしたがこれも時代の流れか実装されましたね。

ヒーローズでも話していたし特に違和感無く聞くことができました。

ドラクエが喋るなんて嫌だー」という人向けにボイスオフの機能も搭載されています。

さすがスクエニ、古参の黙らせ方をわかってますね。

 

  • 真の裏ボス

 

ただの色違い。

戦う条件が厳しすぎるので、ただの色違いと頑張って戦おうとは思わない。

 

  • 結局Sは買いなのか?

 

無印持ってるなら買いじゃ無いです。二千円くらいのDLCならまだ買ってもいいかもしれません。

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以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました!!

人喰いの大鷲トリコ〜独特のタッチで描かれる世界観〜評価感想?酷評でごめん

目覚めると目の前に大鷲。

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タイトルから大鷲と言ったものの鷲には見えません。

 

猫バスの方が近いかも。

 

主人公は何も持っていない、非力な少年です。

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とにかくここから移動しなくては。

 

しかし、マリオやネイサンドレイクのようなジャンプ力があるわけではありません。

 

そこで、人喰い大鷲と一緒に協力して先に進んでいく。といった感じに話は進んでいきます。

 

 

 

 

うーん。

 

まず、このゲームの良い所から

 

  • グラフィックが綺麗

 

絵のような柔らかなタッチで描かれています。ちょっとゼルダの伝説BOWににていますが、もっと絵画っぽいです。

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  • 敵が不気味で怖い

 

ある程度進んだら謎の敵が現れます。

目的が何なのか分からず言いようのない不安感を煽ってきます。結構怖くて魅力を感じました。

 

以上。

 

以下、悪い点。というか個人的に合わなかった点。

 

  • とにかく操作がし辛い。

 

サクサク動かせないのはわかります。主人公は非力な少年ですから。

しかし、単純に操作性が最悪です。

トリコの上に乗ったりするのですが、登っていく時にある程度の位置に着いた時や視点が変わった時などにそれまでは上を押して登っていたのに突如ボタンが逆になり元の場所に戻る。という、3Dゲームが出だした時に多発していた問題が、発生しています。マリオ64なんか顕著でしたね。

これは、遥か昔に解決された問題だと思っていました。

 

  • 謎がわかりにくい

 

基本本作は、進める道を探す→進む

という謎解きの様なものを繰り返すゲームなのですが、それがとにかく判り辛い。

そして先述した操作性の悪さも相まってひたすらストレスが溜まります。

ゼルダアンチャーテッドの戦闘以外のパートに少し似ているのですが、本作は先に進めた時の達成感や爽快感が全く感じられませんでした。

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製作陣に謎がわかりにく過ぎるという自覚があったのか、暫く先に進めずに悩んでいるとナレーションによるヒントが流れます。

それを聞いてもわかりづらくもういいから「答えをくれ」と感じてしまいました。

ON.OFFできればいいんじゃないか?と。

 

  • トリコが思う様に動かない

 

恐らく製作陣はこれを意思疎通のしにくい、動物と一緒に旅をする醍醐味としているのだと思います。

しかしこれも操作性の悪さのせいでただただストレスでした。

トリコの動きは可愛いです。

 

  • ストーリーに魅力を感じない

 

これも雰囲気ゲーとして狙ってやっているのだとは思うのですが。余りにも操作していて楽しくないのでせめて先が気になって進みたくなるようなお話があればなあと感じました。

 

総評

進むのが苦痛で進めた時の快感も薄く、やればやるほどストレスが溜まる本当に最近のゲーム?と感じる程に時代錯誤なゲームだと思いました。

 

独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は。

 

21/100点

 

ありがとうございました!!

 

龍が如く7〜これシリーズ最高傑作では〜評価感想

龍が如くシリーズといえばとにかく沢山のやり込み要素。

 

バッティングセンターがありカジノがあり将棋があり、挙げ句の果てに実機パチスロ、パチンコまであるという自由度の高さが特徴のゲームシリーズでした。

 

しかし、作品数を重ねるにつれてやはりマンネリ感は否めず少しずつ飽きられて来ていたのではないでしょうか。

 

いくら、ミニゲームを増やした所でマンネリを打破するのは相当難しいもの。(本作では会社経営なんてのもありました割と面白かった)

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そこでなんと龍が如く7ではこのゲームの肝である、バトルにメスを入れました。

 

まさかのアクションゲームがRPGへと生まれ変わったのです。

 

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(右下にでるキャラクターの表示もRPGそのもの)

 

これが発表された時、世間は驚きと不安の声一色だったと思います。

 

筆者も実際プレイしてみないとわからんなこれは、という印象でした。

 

そして実際にプレイしてみた感想ですが、

 

完全にドラクエ、なのに龍が如く感も残っている。

 

何を言ってるかわからねーと思うがry

 

いや、本当にびっくりしました。

 

もう思いっきりドラクエ、なのに龍が如く

 

これは単純に凄いなーと思いました。

 

基本ドラクエなので安定した面白さです。ドラクエの素晴らしさを再認識出来ました。

 

特に面白いなと思ったのがドラクエお馴染みの転職システムです。

 

それを見事龍が如くの世界観でやっています。

 

文字通りの転職で、使えるスキルやパラメータ等が変わります。

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(個性的なものにはSMの女王様まで)

 

これがある事でより自由度が高く戦略性のあるバトルとなっていました。

 

しかしドラクエの魅力といえば、個性的なモンスターは外せません。

 

本作は龍が如く

 

基本的に敵は人間です。

 

新しいモンスターを見るたびにワクワクすることは出来ないはず。となるとやはり途中で飽きてしまうのでは、なんて思っていましたがそんな考えは杞憂に終わりました。

 

敵である人間を限界までカスタムし、もはやモンスターと言っても過言では無いほどにキャラ立ちさせていました。

 

そして何と彼等を倒すたびに図鑑を埋めていけるという至れり尽くせりっぷり。

 

その名もスジモン図鑑!!

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もう一度言いますスジモン図鑑!!

 

目指せスジモンマスター!!

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(こちらはスジモン博士)

 

もうやってくれますよね。久しぶりにゲームで爆笑しました。

 

ネタにしか思えない様に思えるシステムですが、なかなかどうして。これのおかげで最後まで楽しくバトルできました。

 

街もとても綺麗に描写されていて歩いているだけで楽しかったです。

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更にメインのフィールドとなる横浜は神室町とは比べ物にならない程に広く、今までは殆ど空気と化していたタクシーが大活躍します。

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次にストーリーの話をします。

 

龍が如くといえば伝説の龍、桐生一馬が物語を引っ張ってきました。

 

しかし本作ではナンバリングでは初めて違う人物が主人公です。

 

その名も【春日一番】

 

なんだか明るそうな名前ですね。

 

その名前の通り気持ちいいくらい一本気な男でした。

 

有名人、桐生一馬と違い春日一番はどん底人間です。

 

そこで、一人また一人と仲間と出会い物語が展開していく。ストーリーもドラクエ仕様です。

ラストステージなんか魔王の城と言っていました(勿論現実の普通の建物ですが)

 

おちゃらけた雰囲気でとっつきやすい感じで進んで行くのですが、先が気になる展開、人情溢れるストーリー、随所随所の説得力等どれをとっても過去最高の出来。

だと筆者は感じました。

 

全て終わった時には泣きました。心を揺さぶられました。

 

感動するゲームは沢山ありますが実際に泣けるものはそう多くありません。

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  • 総評

 

筆者個人としては2.4を超える大傑作。個人的ゲームランキングでも一桁にランクインするくらいの作品でした。これだけシリーズ数が出ている作品でここに来て過去一出すのは本当に稀有なケースだと思います。

 

独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は

98/100点

 

ありがとうございました!

MANEATER(マンイーター)〜人を喰べるゲーム〜評価感想

2021年初のPS5フリープレイで配信された本作!

 

11月にPS5を手に入れてからずっと買おうか悩んでいました!

 

買わなくてよかったー!!

 

いやー、まさかこんなに早く配信されるとは、、、

 

PS5ユーザーの中には買ってしまった人もいるのでは無いでしょうか。

 

しかし余りにも早すぎるなと思って調べてみるとこのゲーム、結構前にPS4でも発売されていたのですね。

 

さて、本作はプレイヤーはサメになって喰べて成長して世界を探索していくゲームです。

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タイトル画面が、なんか、、、凄く、、、クソゲーの匂いがします。

 

インディーズゲームの香りがします。

 

しかし、ゲームを始めて10分で、あれ?

 

もう少しプレーできるな。

 

1時間経っても、もう少しできる。

 

次の日になっても、またやろうと思える。

 

はい!まさかのスルメゲーでした!

 

まず、第一に

  • とにかく綺麗。

 

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すっごく綺麗です。現在のゲームではトップクラスの綺麗さです。リアル度でいうと他のゲームに軍配が上がりますが綺麗さではなかなか他を寄せ付けないものがあります。インファマスの様な色使いです。

 

  • サメがだんだん大きく強くなるのが楽しい

 

基本的に捕食して大きく、強くなっていくのですが、それにより今まで行けなかった場所に行ける様になったり苦戦していたワニ等に容易に勝てる様になります。RPGの快感に似ていますね!

 

  • 世界がバラエティに富んでいる

 

街の中を通った川といった所から、広大な大海原まで。

基本オープンワールドゲームなのですが、水中という事で飽きが来るのも早いかと思っていたのですが、色々な景色が見れて楽しく、新しい場所に行くのがワクワクします。

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  • 骨太な戦闘

 

基本的に回避、攻撃、の繰り返しなのですがこれがめちゃくちゃ奥深いです。

モンハンの戦闘を彷彿とさせる程の戦闘です。

戦闘相手も凶暴な肉食魚からワニ、サメ、人間のハンター等、多岐に渡ります。

この戦闘がつまらなければ他の要素がいくら良くってもクソゲーになっていたと思います。

 

  • 妙に気になるストーリー

 

ストーリーが妙に気になります。

 

 

次にこのゲームの悪い点を書いていきます。

 

  • 特に無いです。

 

いや、本当に。

完璧な神ゲー!!というわけでは無いのですが、システムもわかりやすいし、悪い点は無かったです。

 

 

総評

 

とても良くできた作品です。

汚い川でスタートして大海原に出た時の感動を1人でも多くの方に体験して欲しいものです。

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何故か字幕が初期設定でオフになっていました。

ポーズメニューの設定から日本語字幕をONにして遊びましょう。

 

独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は

 

85/100点

 

 

ではまた!ありがとうございました!

UNTIL DAWN惨劇の山荘〜プレイするB級ホラー映画〜評価感想

B級。

 

この言葉は結構勘違いされがちな言葉ですね。

 

本来は低予算で作られたものを示す事が多いのですが最近はあまり面白くない、といった意味で使われていたりするのも散見されます。

 

今回レビューさせて頂くアンティルドーンは、間違いなく低予算ではないです。

 

面白くない訳でも無いです。

 

それなのにタイトルに何故B級という言葉を使ったかというと。

 

B級映画(特にホラー)には独特の雰囲気、魅力の様なものが有り、本作はその空気感を見事に描いていたからです。

 

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話の流れをざっくりと言うと若者たちがグループで山荘に泊まりに行き、県外で外部との連絡手段は無く、雪で孤立。

謎の脅威に晒されてのサバイバル。

もうほんっとうにベタの中のベタ。

伝統芸とも言っていいほどのベタです。

 

余りにもよく見る展開。

 

それなのに何故未だにこんなベタなシチュエーションが展開されるのか。

 

それはやっぱり面白いからに他ならないと思います。

 

それではレビューに入りたいと思います。

 

本作は選択肢によってストーリが様々に分岐していきます。

それも、その場での分岐だけだけでは無く後々にもその時の選択が効いてきたりします。

俗に言うバタフライエフェクトというやつですね。

 

その選択肢の選び方が、基本的にムービーの途中に突然選択肢が出てくるものもあるのでゆっくり考えている暇はありません。所謂QTE(クイックタイムイベント)システムです。

 

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たしかに脅威に追われている時にじっくり考えている暇はありませんから物語に自然とマッチしていました。

 

基本的に筆者はQTEが嫌いでどうしても蛇足にしか思えないのですが、本作の場合は程よく緊張感を保っていたので割と良かったと思います。

不快には感じませんでした。

 

気になった点のお話

 

  • マップの移動

 

歩くスピードが非常に遅く、そこはアクションゲームでは無いので良いとしても探索エリアが広がってくるとストレスを感じました。

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更に昔のバイオハザードの様にマップの端まで行くと切り替わるタイプなのですが似たような見た目の

場所が多い為、今どこに居るのか分かりにくく来た道を逆戻りしてしまう事が何度もありました。

 

 

キャラクターは個性溢れるという触れ込みですが、特に女性キャラを見分けるのにかなり時間がかかり、誰が誰なのか覚えるのに終盤までかかりました。

 

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(すぐに覚えられたのこの人くらい)

 

もう一周やればより楽しめるのかもしれませんが、すぐにキャラクターを把握出来ればもっと楽しめたかもしれません。

 

  • 規制シーンがブラックアウト

 

うーん。これはもう少しなんとかならなかったのかなー。グロいシーンが多いのですがその度画面がブラックアウトします。

バグったのかと思いました。

そういったシーンは想像するしか無いのですが、物語の核心とも言えるシーンがこのブラックアウトによって台無しになっています。

非常に残念。

 

  • 個々に細かいパラメータが設定されているが何のためにあるのかよくわからない

 

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言葉のままです。よくわからなかったです。

 

  • 良かった点と総評

 

B級ホラーファンは大喜びするストーリー展開。

物語全体のサイズ感も丁度良く最後まで飽きる事なくプレイ出来ました。

ボリュームが無ければその分ストーリーのクオリティが求められます。

その結果最近はボリュームがあればあるほど良いだろ、といった風潮を少し感じていたので久しぶりにスマートで纏まったゲームを体験できて嬉しかったです。

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あと、特典にメイキング映像が収録されていたのも良かったです。

ゲーム制作の裏側を除けるのは興醒めしてしまう人もいると思いますが個人的には見たい方なので。

 

総合的に見ると良いゲームでした。

 

独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は

 

65/100点

 

ありがとうございました!

 

 

FINAL FANTASY15〜奇数作はシステムが面白くて偶数作はストーリーが面白い?〜評価感想

いつから言われ始めたのか、誰が言い始めたのか。

 

それはわかりませんが、タイトルに書いた通り。

 

古よりFFは奇数作はシステムが面白い。偶数作はストーリーが面白いと言われていました。

 

その法則で言うとFINAL FANTASY15はシステムが面白いFFという事になります。

 

14と11はオンライン専用ソフトなので別枠として。

 

最近のソフトはどうだったでしょうか。

 

賛否両論を読んだ13

 

あまりの一方通行にどちらかというと否定的な声が多かったです。

 

しかし、筆者は戦闘が楽しくって結構好きでした。

 

ただストーリーはあんまり印象に残っていません。

 

最後にライトニングさんがなんかクリスタルになるのは覚えてますが、、、

 

そう意味ではシステムよりかもしれません。

 

そして12はどうでしょう。

 

シームレスで戦闘に移るという画期的なシステムで、面白かったですね。

 

しかし、ストーリーで言うと13以上に印象に残っていません。主人公が空気だったということだけ覚えています。印象に残らない事が印象的すぎた。

そう考えると偶数作の法則は当てはまりませんね。

 

10最近リメイクされた7に並ぶ人気作で個人的にも名作だったと思います。

 

重厚で印象的なストーリーに、スフィア盤という成長システム。

スフィア盤は面白かったですが、自由度という面では物足りないと思う人もいたのでは。

どちらかと言うと全体的に簡単でしたね。

 

ストーリー寄りの偶数作の法則は満たしています。

 

それ以前も個人的見解でざっくり書くと

9はシステム

8はストーリー

7はシステム

が面白かったです。

 

さて、本題のFF15です。

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まず起動していきなりこの画面。

 

製作陣の覚悟と自信が感じられます。

 

ストーリーをざっくりと語ると、

停戦協定の調印式を数日後に控えたルシス王子ノクティスは、その和平の証として帝国属州テネブラエの令嬢ルナフレーナと結婚式を執り行うため、王の盾と呼ばれる親衛隊グラディオラス、王子の御側付きで参謀役のイグニス、陽気なムードメイカーの親友プロンプトら、3人の仲間たちと共に王都を発つ。

Wikipediaより抜粋)

 

といったものです。

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このキャラクター達、世間に出た時から

チャラい、ホストの旅でしょ?生理的に無理!

等、結構批判が多かったです。

 

確かに、ホストみたいだし、事あるごとに写真撮っててチャラいし、軽いノリでの旅に感じました。

 

主人公のノクティス王子にも王子であるという自覚や覚悟なんて全然ありません。

 

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釣りをしてみたり。

 

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キャンプしてみたり。

 

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綺麗な景色がある度に「おっ!写真とろーぜー」なノリです。

 

しかし、物語が終わる頃にはノクティスは紛れもなく王になっていました。

 

そうか、事あるごとに写真を撮っていた事や、必要以上にチャラかったのは、全て伏線だったんだ!!

 

筆者はそう感じました。

 

ノクティスの覚悟は10のユウナに通ずるものがありました。

 

  • 次にシステム面です。

 

全ては書ききれないので印象的だった所だけ。

 

今回戦闘にはシームレスで突入します。12みたいな感じですね。しかし12よりもアクション要素は強く難易度も少し高めになっています。

 

あと魔法がマップに点在しているクリスタルで補給しながら使うのですがこれがまどろっこしくて好きではなかったです。

 

そしてレベルアップシステムも独特です。

敵を倒して経験値をストックし、キャンプや宿泊施設でレベルアップします。

結果、かなりの回数キャンプする事になりキャンプではイグニスというキャラが料理を作ってくれるのでそれも思い出に残りました。

イグニスはc.v宮野真守です。最高ですね。

 

音楽も良かったです。フィールド音楽が。最高にマッチしています。

 

以上を踏まえてシステム面の個人的総評はまあまあ好きといった感じです。

 

  • 総評

 

個人的に10が1番好きでしたが圧倒的に一位の作品になりました。ひとりでも多くの方にプレイして欲しい超名作です。奇数作ですがストーリーが特化して出来が良いと感じました。

 

独特と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は

 

90/100点

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ありがとうございました!

Worms rumbleバトルランブル〜フォールガイズみたいなビジュアルだけど!?〜評価感想〜

空前絶後の人気を誇るバトロワゲーム!!

 

PS5のタイトル一覧を眺めていると可愛いサムネが目に付いた。

 

その名もWorms Rumble

 

読み方わからないけど、多分ワームランブル!!ワームスランブルかもしれない。

 

どうやらミミズが銃持って撃ち合いをするゲームみたいだ。

 

カラフルなビジュアルはフォールガイズを彷彿とさせます。

 

今年2020年の12月フリープレイにもなっていたしと、軽い気持ちでダウンロード。

 

早速トレーニングモードをスタートしてみる。

 

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え?

 

まさかの奥行き無しの2Dゲーム!

 

これは懐かしい!

 

FCマリオブラザーズ

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スーパーマリオブラザーズでは無い)を思い出しました。

 

筆者は懐かしく感じましたが、世代によっては新鮮さを感じるのではないでしょうか。

 

システムはフォートナイトを凄く簡略化した感じです。

 

所持できるアイテムは。

 

  • メイン武器2つ
  • 回復系、シールド系アイテム
  • グレネード系
  • 特殊アイテム系(ジェットパック等)

 

単純明快でとっつきやすいです。

 

そして、ステージがとっても魅力的。

 

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このステージを転がったり跳ねたりしながら無数のワームが駆け巡ります。

 

モードは

 

  • キル数を競うデスマッチ
  • ラストワームスタンディング(所謂バトロワ
  • ラストスクワッドスタンディング(所謂チームバトロワ

 

があり、初めはデスマッチで練習して慣れたらバトロワという流れもとっつきやすいです。

 

3Dゲーム(奥行きのあるゲーム)が当たり前の世代からしたら2Dで撃ち合いなんて成立するのか?

と思うかもしれません。

 

勿論成立します。

 

ジャンプで避けて回り込み、有利なポジションを取り合います。

 

これが慣れると驚く程の奥深さがあり、バランスの良さを感じられました。

 

銃はキャラクターの周囲360度狙えるので上手くなっていく実感も得やすいです。

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更に見た目はカジュアルなのにスタッツ(通算成績)がかなり細かく記録されています。

 

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(これでもほんの一部です。こんなに可愛いビジュアルなのにキルレもしっかり残ります)

 

数字を積み上げて行くのが好きな人は嬉しいのでは。

 

ゲームの見た目からフォールガイズと比べられる事も多そうですがWorms rumbleは間口は広いが奥深い、名作と言われる条件はしっかりと持っています。

 

と、ここまで良いことばかり書きましたが改善して欲しい点もあります。

 

  • リスポーンしてから死ぬまでカックカクになるバグがある。

 

それも遠い遠い海外鯖でポケットwifiFPSをやってるの?って感じで、到底プレイ出来るレベルではありません。それも死んだら治るのでラグなどでは無くバグだと思います。

 

  • PS5の新機能トリガーエフェクトがとにかく邪魔

 

トリガーエフェクトとはR2ボタンやL2ボタンを押した時トリガーの抵抗で「手応え」の感覚を与えるPS5の新機能なんですが、もうこれのせいで打ち負けます。

本体のコントローラーオプションからオフを推奨します。

 

特に感じた悪い所はこんなものです。

 

総合的に見るとかなり良いゲームなのですが、良いゲームで溢れている今の時代に突き抜けて流行るかというと疑問符がつきます。

 

どっぷりハマるというより隙間時間なんかに気軽にプレイ出来るゲームだと思います。

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独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は

 

65/100点

 

ありがとうございました!

 

【PS5】デモンズソウルフルリメイク〜北の巨人は!?〜評価感想

PS5発売おめでとうございます。

 

筆者も発売から2週間経ちましたがなんとか手に入れる事が出来ました。

 

初めに選んだソフトはかの名作。

 

ソウルシリーズの元祖デモンズソウルです。

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さて、今やゲーム好きに知らない人はいないとまで言われる名作シリーズ。

 

ダークソウルと違ってデモンズソウルは全く知名度の無いソフトでした。

 

それが発売されてからじわりじわりと評判を高め、ダークソウルで一気に花開いたという感じですね。

 

本作はそんなデモンズソウルフルリメイク!

リマスターではありません。

フルリメイクです!

 

さて、一体どんな感じなんでしょう。

 

早速開始してみると、懐かしい曲と共にオープニングムービーが始まりました。

 

当時でも綺麗だなーと思っていましたが、比べ物にならない程綺麗になっています。

 

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PS3からPS5と1世代跳んでのリメイクなので当然かもしれませんね。

 

10年以上振りのデモンズソウルですが、驚く程そのままです。

 

これはリメイクというより、超リマスターでは?といった感じです。

 

勿論の事ステージや敵キャラ、エフェクト等は全て作り直したと思います。

 

細かい部品を全て綺麗にしたというより、全て現在の技術を持って作った最新の部品に取り替えて元の位置に戻した感じです。

 

当時プレイした時は初めてのソウルシリーズでした。

 

今はソウルシリーズに加えBloodborneやSEKIRO等もプレイ済み。

 

デモンズはどう感じるのかと思いながらのプレイ

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懐かしい!!久しぶり!!

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しばらくプレイを進めて行くにつれ気付いた事があります。それは、

 

ダークソウルはデモンズを洗練させた物だと思っていたが、結構別物だったということです。

 

ダークソウルはとにかく次の篝火(チェックポイント)を目指して頑張りましたが、デモンズは基本的にボスを倒すまで篝火(デモンズでは要石という)ありません。

 

更に所持重量というものがあり、ある程度持ち物を集めると拠点に持って帰らなくてはなりません。

 

あと気になったのが武器に耐久度があります。

いや。ダークソウルにも耐久度はあったのですが篝火に触る度に回復していたのであって無い様なものでした。

それがデモンズは鍛冶屋に頼んで修理してもらわないといけません。

 

それらを含めるとデモンズはダークソウルに比べて随分RPG寄りの作品だったんだなと感じました。

 

次にオリジナルのデモンズとの比較ですが、

 

勿論映像が凄く綺麗になりました。

 

あまりの綺麗さに散策してるだけでも楽しくなれるのですが、綺麗になった事でのデメリットもありました。

敵キャラの表情まで綺麗になってしまったが故に不気味さが殆ど消えてしまってます。

ボーレタリアの敵キャラなんて普通の人間の様です。

あの亡者独特の空気感というのがなくなってしまっていました。

 

そして、そして、デモンズファンとして1番気になるのは。

 

遂に北の巨人は出るのか!?

ですよね。

 

当時からひとつだけ割れていた石碑。

いつか、DLCで出るのでは!?と待ちわびていました。

 

ダークソウルで巨人が出たりした時にデモンズの巨人を回収してくれた様な気分にはなりましたが、やっぱりデモンズの北の巨人の石碑から入りたい!!

ですよね?

 

早速石碑を確認

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やっぱり割れてやがる。

 

しかし、メニュー画面を開いてみると、、

 

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むむ!?前はこんな画面無かったよね?あった?

 

いや、無かったはず!!

 

こんな画面まで作って出ないって事はないよね!?

フロムさん!期待して待ってもいいよね!?

 

え!?もしかして!!

 

 

いつかDLCで出るかもしれないっていう淡い期待が儚い夢に終わる感じもリメイクしちゃったの!?

 

いや、そんなはずは、、、

 

しかし調べてみたら今の所公式から北の巨人に関するアナウンスはありません。

 

だけど、絶対出るはず。筆者は待ち続けようと思います。

 

独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は

 

80/100点

桃太郎電鉄〜昭和、平成、令和も定番〜大きく改悪されたバランス評価感想

桃鉄を最後に遊んだのはいつだっただろう。

 

あの頃はお酒が無くても、タバコが無くても、桃鉄があれば、友人と延々と遊べたものです。

 

そもそも桃鉄は皆でやるものでは無く、友達と2人でタッグを組んでCPUを倒すというのが1番面白いという持論があります。

 

思わず当時の友達に電話して「桃鉄やろー」と言おうとしました。(出なかった)

 

さてさて、本作は2016年12月に桃太郎電鉄2017発売されて以来の新作です。

 

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制作発表された時には世間に大きなどよめきが起こりました。

 

なんと絵が完全に変わってしまっていたんですね。

 

これには筆者も驚きました。

 

桃鉄といえば、あの桃太郎、あの貧乏神、あのキングボンビーですよね。

 

恐らく版権問題で以前の絵が使えなくなったのだと思います。

 

しかし、これは相当勇気がいったのではないでしょうか。

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(貧乏神もこの通り)

 

それらも含めて50年程プレイした感想を書かせていただきます。

 

  • それではまずガラッと変わった絵についてですが。

 

意外と悪くないです。前とは見た目は似ても似つかない絵なのに貧乏神はきっちり貧乏神。キングボンビーはしっかりキングボンビーです。

このレベルならドラえもんが変わった時の方が違和感あります。

そのくらいしっかり以前と同じキャラクターが描かれています。

 

  • 音楽は旧作の物に少しアレンジが加えられている程度

 

絵が変わったので音楽も変わってしまったのかなと思っていたので驚きました。桃鉄は基本的に延々と同じ曲を聴かされます。それでも辛くならない。寧ろ没入感を増してくれる音楽が桃鉄にはあったので嬉しかったです。

 

  • 何故かCPUキャラクターが少ない。

 

以前は確か個性あふれるキャラクターが10人以上いましたよね?

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それが何故か今回は6人しかいません。アプデやDLCで追加されるんでしょうか?これは非常に残念です。

 

  • CPUがめっちゃ賢い

 

凄いです!!その時その時の状況に応じて行動を変えます。目的地へのモチベーションも変わります。例えば今すぐ近付かないと貧乏神が取り憑かれそうな時などは大急ぎで、まだ大丈夫そうな時にはふらふら寄り道したり。まるで人間とやっている錯覚を起こすレベルです。素晴らしいですね。

 

  • イベントが減った

 

かなり減った感じがします。モモトラマンも出てこないし、、

 

 

いや、無いわけでは無いのですが(後述します)

メカボンビーなどのロボットが出てこないです。

だからいくら物件や現金で盤石にしていても6ヶ月でパーになる事もザラです。

 

  • 周遊カードが強すぎる

 

周遊カードというのはサイコロを増やす系のカードを何度も使えるという物です。ただでさえ強すぎるカードだったけど今までの作品ではレアカードでした。それが今作ではめちゃくちゃ出ます。カード売り場でさえ買えてしまいます。だから皆のカードはほとんど周遊カードで埋まり常にサイコロは3.4個振ってる状態です。これにより目的地への競争感と旅感が薄れてしまっています。

先述したキングボンビー対策というのも周遊カードを沢山持ち歩き常に力技で移せるようにするという物です。

 

 

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ただただ走り回り、走った所の物件を破壊します。

今まで積み上げてきたものを簡単に破壊していく姿は何の面白味も無く虚無です。害悪です。見た目は格好良いです。

 

  • 決算がつまらなくなった。

 

 

決算時に毎回同じ絵。折れ線グラフとかも削除。

 

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扉絵に豆知識の様な物があったもののまさかの3年連続で同じものを表示。たまたまランダムなものが被ったのかな?と思いきやその後は消滅。

忘れた頃にまた3年ほど表示されてまた消滅。

その機能いる?

 

 

  • 総評

 

キングボンビー対策を無くしたりデストロイでランダムに破壊したり、恐らくいつでも逆転があるぞ、という作りにしたかったのは伝わります。

 

しかし桃鉄とはコツコツと盤石な会社を作っていくのが楽しいと筆者は思っていたので今作は合いませんでした。

 

CPUに周遊カードを永遠に使われるのもうんざりします。魅力的なイベントも減ってしまい、筆者としてはかなり残念な作品に感じました。

 

独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は。

 

55/100点中

 

ありがとうございました!

ダークソウル3〜これが最高のゲームだ〜評価感想

デモンズソウルから派生したダークソウルシリーズ。

 

神作と評されたダークソウル、そして賛否両論どちらかといえば否定的な意見が多かった前作、ダークソウル2

 

ダークソウルは簡単に言えばアクションRPGです。

 

アクションRPGといえばかなり沢山のソフトが出ています。

 

大別すると、アクション寄り、RPG寄りとなりますがダークソウルはその真ん中あたり。

 

いや、最高のアクションと最高のRPGと言えるのではないでしょうか。

 

 

その3作目のダークソウル3

 

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今回はダークソウル無印に近いバランスだと思います。

 

言い方を変えると2がかなり異質だったという事ですね。

 

もう本当に文句無しの最高のゲームです。

 

そもそもダークソウルの時点で完璧だったんだから。

 

デモンズソウルという超名作をブラッシュアップしたのがダークソウルなんだから。

 

もう何度でもプレイできます。

 

その昔、トルネコの大冒険というゲームに1000回遊べるRPGというキャッチコピーが使われましたがダークソウルこそがその称号にふさわしいと思っています。

 

そんなダークソウルシリーズですが今回は特に素晴らしい点を挙げて行こうと思います。

 

 

  • この手のゲームにしては珍しくマップが無い

 

ふむ。これだけ聞くと不便そうと思うかもしれません。

しかし、便利だからいいのでしょうか?

このゲームはこの先どうなっているのかわからない不安と常に戦います。中には手書きで地図を作った方もいると思います。これこそがまさしく探索なのです。探して覚えて攻略します。

 

 

  • パラメータの振り方でそれぞれの楽しみ方が出来る

 

これはよくあるパターンです。

しかしことダークソウルに関してはその幅が半端ないです。

魔法使いなのか、僧侶なのか、戦士なのかと挙げればキリがない程にプレイヤー毎にスタイルが変わります。人間性が出ます。

そしてスタイルが変われば攻略の仕方も変わります。これが飽きないダークソウルを作ってるんですね。

 

  • 見える所は行ける所

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これが1番凄いところかもしれません。

見える所は行ける所!なんていうパワーワード!子供の頃にやったゲームではよく夢想しましたね。あそこには何があるんだろうと。

それを現実にしてしまったのがダークソウル。

 

  • 沢山の種類がある武器、防具、魔法

見た目も個性的、性質も個性的、魔法のエフェクトなんて、唱える度にワクワクします。

装備はそれぞれにストーリーがありそれを眺めているだけでも妄想が捗ります。

 

  • 考察サイトが多数できるほどの魅力的なストーリー

 

基本的にははっきりとしたストーリーが示されるわけでは無く、アイテムの説明文やNPCとの会話、ステージに置かれたオブジェクト等からストーリーを読み解きます。基本くらい雰囲気ですがそれらが余りにも魅力的で多数の考察サイトが出来ています。予測変換でダークソウル 考察と出る程に。

 

  • 操作が気持ちいい

 

もうこれは名作の絶対条件ですね。

敵を切る。叩く。避ける。あの感覚が味わいたくて何度もプレイしてしまうのです。

 

以上がダークソウルの特に素晴らしい点です。

 

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もう本当に言うことなしなんですが唯一。

改善して欲しいところがあります。

 

ダークソウルシリーズは(デモンズソウルも含め)オンライン対人があります。

 

それが、ラグいんです。

 

筆者は対人大好きですがダークソウルのそれは余り好きではないです。

 

対人自体は発売から年月が経った今でも行われている程人気があるので、慣れなのかもしれませんが筆者は合わなかったです。

 

ここが改善されれば本当に完璧なゲームになるかもしれません。

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ここまで読んでいただいてありがとうございました。

 

独断と偏見に基いたギリギリポップ的採点は

 

99/100点

 

 

ファーミングシミュレーター19〜致命的な欠点を持った名作〜評価感想

名作とはどういうタイトルを言うのでしょうか。

 

色々な解釈があると思います。

 

感動的なストーリー、壮大な音楽、唯一無二なのにとても楽しいシステム、派手で爽快なプレイしているだけで気持ちいいゲーム、

 

しかし、名作と呼べるタイトル全てに共通しているものがあります。

 

それは

 

気が付くと時間が経っている。

 

これを名作の条件とするならば

 

ファーミングシミュレーター19は間違いなく名作の部類に入ります。

 

本作はタイトルの通り

ファーミング(農業)をシミュレーター(模擬体験)出来るゲームです!

 

畑を耕し

種を植えて

肥料をあげて

収穫し

売りに行って収入を得る

 

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大雑把に言うとこれだけなんです。

 

それの何が面白いのか?

 

それがさっぱりわかりません。

 

ひたすらに種を撒き、収穫し、売りに行き、

 

自分は今何やってるんだろう?

 

という気持ちになってきます。

 

一応農業以外にも畜産業、林業等もありますが基本的には同じです。

 

凄いなと思った点として物理演算がかなりしっかりしてるというのがあります。

 

木を切って、積み込んで売りに行くのですが、近付けば自動で回収等という便利システムは無く、一つずつ掴んで、入れなければなりません。

 

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(積み方が悪いと積める量が少なくなります)

 

手で掴めない大きさのものは専用の重機が必要です。

 

そういった点が半端なくリアルです。

 

途中で事故るとせっかく積み込んだ素材は無駄になってしまうので慎重に運びます。

 

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とかなんとかやってると、

 

2〜3時間は平気で過ぎています。

 

久しぶりの感覚でした。

 

昔はどんなゲームをやっても味わっていた感覚ですが、やはり歳を重ねるにつれ感動も薄れているのかなかなか味わえない感覚になっていたので嬉しかったです。

 

ここまでベタ褒めしましたが、このファーミングシミュレーター19には

 

どうしても見過ごす事の出来ない、大きな欠点がありました。

 

本作のトロフィーで長期プレイ【ひとつのセーブデータでプレイ時間が10時間を超える】というものがあります。

 

これの獲得数が20%に満ちていません。

 

これは80%以上の人間が10時間と経たずにやめてしまっている。

という事です。

 

それは一体何故なのか?

 

筆者がたまたまハマっただけで駄作なのか?

 

いえ、違います。

 

重機やアタッチメントの種類があまりにも多い。

 

これです。

 

え?いい事じゃない?って思われると思いますが、

あまりにも多すぎて、何をするにも

 

どれをどれにつければいいのかがわからないという状況が多発します。

 

筆者も何か新しい事をする度に、攻略サイトやブログ、YouTube等を旅する事になりました。

 

だから楽しいと思えるまでに相当な根気がいりました。

 

筆者は今作以外はプレイしたことはありませんが、恐らく19作目と言うこともあり、どんどん複雑になっていったのかもしれないなと想像しました。

 

チュートリアルも一応あるのですが、違うんだ。それ以前の問題がわからないんだ。という事も多々ありました。

 

これも19作目ということで「それくらいわかってるよね?」というスタンスだったのかもしれません。

 

とても素晴らしいゲームだったので、もう少し親切なチュートリアルがあればなぁと勿体無い思いでいっぱいです。

 

それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!

 

独断と偏見に基づいたギリギリポップ的採点は

 

76/100点中

キングダムハーツ3〜前作未プレイでも大丈夫?〜何故かプレイ後に感じた村上春樹感。評価感想

キングダムハーツは第1作が2002年に発売されました。

 

その後も次々とシリーズ作品が発売され最新作【キングダムハーツ3】は実に9作目(リマスターや廉価版などを除いて)となります。多分。間違ってるかも、自信無い

 

今作でキングダムハーツを初めて知った人も中にはいるでしょう。

 

3なのに9です。

 

筆者はシリーズを出すならナンバリングで出してくれといつも思います。

 

ハリーポッターなんか特に思います。知らない人はパッケージのハリーの加齢具合で判断するしか無いのではと思います。

 

その点SAWなんかは親切ですねー!

 

すいません脱線しましたが、本題に戻ります。

 

やはりこれ程のビッグタイトルですから、今作から始める人も中にはいるでしょう。

 

そこで気になるのがタイトルにも書いた今作からプレイしても楽しめるのかという事です。

 

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そこは流石スクウェアエニックス

 

今作から始めた人用に今までのあらすじが簡単に説明される場面が用意されていました。

 

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全て再生してみました。

 

なるほどなるほど、

 

大まかな流れがわかりました。

 

それでは早速プレイを始めます。

 

30時間弱程でエンディングに達しました。

 

結論から言います。

 

前作までを知らない人は完全に置いてけぼりです。

 

なんなら筆者は、

 

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1.5プラス2.5というソフトを購入し、2まではプレイ済みでした。

 

今作は3なんだからとりあえず、2までは抑えておけば大丈夫だろうと思っていました。

 

ところが、

 

そんな知識は付け焼き刃でした。

 

という事で、もしもこれから始める方は今までの全作品をプレイしてからをお勧めします。

 

 

 

さてここから下は本作のレビューになります。

 

このキングダムハーツシリーズ、大きく分けて2つのストーリーで構成されています。

 

まず、大筋であるキングダムハーツのストーリーそしてそれぞれのディズニー世界のストーリーです。

 

主人公は色々なディズニーの世界(今回はピクサー中心でした)を旅するわけですが、そこではそれぞれの世界で独立したストーリーが展開されます。

 

これが、今回余りにも酷い出来でした。

 

大体の世界が本編のダイジェストといった感じの構成。

 

元ネタを知らないプレーヤーからしたら、

 

知らないキャラが知らないキャラとよくわからない話をしている

 

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(エルサなんてなんの脈略もなくいきなりキレます。それは本編もか

 

といった感じです。

それに知らない間に話が進みます。

 

色々な映画の世界に行けるのは楽しかったので、原作の切り貼りでは無く短くてもオリジナルストーリーを作った方がもう少し纏まったのでは?と残念で

した。

 

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そして大筋の方ですが、こちらも本当に終始脈絡がありません。

 

敵がいきなり改心します。

 

ぽかーん(・Д・)です。

 

筆者は今までのシリーズを全てプレイしていないからぽかーん(・Д・)だったのかもしれませんので絶対とは言えませんが、、、

 

絶対酷いよこれ

 

なんの脈絡もなく戦闘になって悪者が戦闘に負けるといきなり改心するよ。

 

怖い。

 

とまあこんな所です。

 

今までプレイしたキングダムハーツはもっとストーリーはしっかりしていました。

 

こんなに終始ぽかーんなのは初めてでした。

 

次は戦闘を含むアクション面です。

 

 

今作も今までと同じ様にアクションを含むコマンド方式の戦闘です。ひたすら◯ボタン連打ゲーだよ

 

マンネリ打破の為かとにかく派手な演出が多かったです。

 

ある程度敵に攻撃を当てると溜まるリミットブレイクの様なシステムで必殺技を出せるます。

 

恐らく爽快感を狙ったのだと思いますがこれが戦闘のテンポを悪くしストレスになりました。

 

他にもステージごとにオリジナルの戦闘システムが用意されていて

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パイレーツオブカリビアンなら海戦

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ベイマックスなら空中戦等、

 

様々な工夫がされていましたが、正直迷走しているようにしか見えませんでした。

 

総評

多数の超大物声優に沢山のディズニー作品、

ありとあらゆる高級食材を、素人が料理し台無しにしてしまった。

そんな印象を受けました。

 

本筋の話も伏線を撒き散らして全然回収せずに終わる様はまるで村上春樹氏の小説のようでした。

 

しかし、なぜか魅力はありまたプレイしてしまう所も村上春樹氏の小説のようです。

 

独断と偏見に満ちたギリギリポップ的採点は

 

45/100点

 

ありがとうございました。